北欧住宅にも人気の無垢フローリング!!無垢フローリングの選び方とは?!

無垢フローリングは、樹種それぞれに特徴がある個性派揃いです。なので、自分の理想のライフスタイルと照らし合せた上で、長く付き合っていける無垢材を選びましょう。ここでは、現在人気の北欧住宅に取り入れたい、無垢フローリングの選び方のポイント、無垢フローリングの良さについてお届けします。

北欧住宅に無垢材が人気の理由とは?

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オシャレでありながら断熱性や気密性に優れている

北欧住宅の魅力と言えば、シンプルでモダンな外観と、断熱性や気密性などの高機能性、自然の木の温もりが癒やされる内観にあります。天然の木ならではの風合いは、経年変化と共に徐々に変化していくので、その変化も愛おしく感じるのが、自然と共に暮らす北欧住宅の良さです。住宅に天然の木である無垢材を使用する場合、どうしても手入れが必要になってきますが、それ以上に天然の木にしか出せない柔らかな風合いに癒され、歳月と共に沢山の思い出が刻まれていく素敵な素材です。また、高気密性で冬は暖かく夏も外気熱風を取り込みにくくしてくれるので、快適な暮らしを送っていけるのも無垢材を使用した北欧住宅の良いところです。

木の温もりを取り入れたスタイル

北欧住宅と言うのは、森林資源に恵まれた自然環境が活かされており、木材中心の家造りが北欧では行われています。強固な構造でありながら、木の経年変化によるメンテナンスも楽しみ、長く住まう価値観が尊重されている住宅です。なので、住宅造りでも無垢フローリングはもちろん、外部目隠しに木目調素材を、玄関ドアに木の温もりを、と言うように様々なアイディア次第で自分らしい家を造っていく事ができます。

無垢材の種類を知る事で家作りが楽しくなる

皆さんは住宅に使用する無垢さいの種類について、どのくらい知っていますか?スギ、ヒノキ、ナラ、カエデ、クリなど、昔から沢山の種類の木が暮らしに使用されてきており、なんだかほっとする癒しを与えてくれるのが木材の良さですよね。なので、天然の木から造られる家には、どこか温かみや木の個性を感じられ、自然素材にしかない良さがあります。なので、木の良さを視覚、触覚、嗅覚などで感じる事ができるのが、無垢フローリングと言えます。無垢フローリングは、合板フローリングと違って見た目、質感、足触りも全く違う事を体感できます。

人気の北欧住宅にオススメの無垢フローリングとは?

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優しい温かみのある「ウォールナット」

ウォールナットは、上品で控えめな木目模様で北欧インテリアをそっと支えてくれる木材です。どのような空間にも馴染みやすく、また、フローリング表面はウォールナット特有の大らかな木目模様が印象的です。うねった虎の毛のように見える事から、虎班とも言われています。また、新品のウォールナットは明るいベージュですが、使い込んでいく内に色が濃く変化していくので、経年変化を楽しむ事ができます。なので、年々重厚感や存在感が出てきて、北欧インテリアにも馴染んでいきます。

北欧家具と縁深い「チーク」

チークは、黒やベージュの細く繊細な木目で、フローリングにシックでありながら優しい表情を演出します。北欧家具とは縁深く、北欧ヴィンテージの家具は大体チークが採用されています。なので、チークを選べば間違いなく、北欧インテリアとも自然にフィットします。木材一枚ごとに色や木目の顔付きは異なるので、フローリングを張る際には全体バランスを見て張るのがポイントです。因みに、チークにはインドネシアチークとミャンマーチークの2つのタイプがあります。ミャンマーチークの方が希少性は高く、シックな北欧ヴィンテージ家具と相性が良く魅力が引き立ちます。天然油分を含んでおり、経年変化で飴色に変わり光沢感が出てきます。

華やかさを感じる「ピカンド」

ピカンドは、素材にパッとした華やかさがあり、また、親しみやすくあたたかな印象が特徴です。カリンに比べてお手頃価格でありながら、見た目の美しさにもひけを取りません。赤みがかった木肌が一見カリンのようにみえますが、ピカンドはマットな色味でキメが少し粗めなデザインになっています。色合いには統一感があるので、フローリングの仕上がりの綺麗です。ピンカドは、とても重くて硬い素材で、チークに比べて3割近い強度があり、床の踏み応えもどっしりしています。なので、モノをちょっと落としてしまっても傷付きの心配はありません。ほっこり感が漂うピンカドは、温もりある北欧家具との相性もピッタリです。

高級無垢材「ローズウッド」

ローズウッドは、木目の縞模様がしっかり詰まっており、綺麗な色の重なりや華やかな光沢感がある高級無垢材です。高級無垢フローリングと言えば、やはりローズウッドは有名で、黒いベースに紫がかっていたり、緑っぽかったり、個性的な表情を魅せてくれます。様々な色が入り交じる木材のデザインには、優美さがあり高級感が漂います。高級無垢フローリングが北欧住宅に合うのか心配な方もいるかも知れませんが、素材の組み合わせや張り方で空間全体の魅力を引き出すのがローズウッドです。トラディショナルな空気感を演出しながら、空間を曖昧にして奥深さや成熟さを感じさせるのがローズウッドです。

無垢フローリングの良さとは?

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夏は涼しく冬は暖かい

無垢材の断熱性は、周囲の温度に影響されにくい特徴をもっています。なので、夏は無垢フローリングに触れてもベタ付く事が無く、冬はほんのり温もりを感じる事ができます。無垢フローリングにしているだけで、エアコンに頼る度合いも低くなり、体の負担軽減と共に省エネにも貢献する事ができます。

湿度を調節してくれる

天然の木から造られる無垢フローリングは、伐採された後であっても木材は呼吸をし続けています。なので、室内に湿気が多い時は水分吸収し、逆に、乾燥している時は木材内部にある水分を空気中に放散し、湿度調整を行ってくれます

ダニ・カビ・細菌類に強い

無垢材の精油には、ダニ・カビ・細菌類の増殖抑制果があります。例えば、ヒバや檜の精油成分のヒノキチオールは、100~1000ppmの濃度で細菌類を増殖抑制してくれます。また、無垢材はアレルギーや喘息の原因となるダニの増殖も抑制します。さらに、天然の木ならではの調湿作用で、結露やカビの防止ができると共に、空気を綺麗にして快適な空間を保つことができます。

ストレスを和らげる

よく森林浴をするとリラックス効果があると言われているように、無垢フローリングにもそうした効果があります。それは、無垢材が発する芳香成分の働きによるもので、人間の自律神経を安定させる効果があるからです。この作用は、樹木が伐採されて木材になった状態であっても失われる事はありません。なので、無垢フローリングにする事で森林浴効果が得られます。

まとめ

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人気の北欧住宅にも無垢フローリングは大変人気があります。無垢フローリングの樹種による違いは硬さだけ無く、経年変化での木材の色の変化も少しずつ違いが出てきます。1年や2年では中々出す事ができない趣のある無垢フローリングの表情の変化は、日々生活を送りながら家を育てていく楽しさを教えてくれます。天然の木だからこその味わいを堪能できるのが無垢フローリングです。是非、皆さんもお気に入りの無垢材を暮らしの空間に取り入れてみて下さいね。